2016年05月11日

Werckerのboxの作り方(変更に巻き込まれた話)

Werckerというのは、非常に荒っぽくいうと、githubやbitbucketのリポジトリにpushした際に、ある特定の環境でビルドできるか確かめたりテストしたり、ということができるサービスの一つである。
他にも似たようなものはあるが、Werckerの良いところは、無料、bitbucketに対応、プライベートリポジトリにも対応、自分でboxが作れる、という点だろうか。

で、一昨日からboxを作ったりしたのだが(OCamlが入ってる環境が見つからなかったので作っただけ。実際はOCaml入れてCoqをビルドしたりするboxもあるので入ってはいるはずなのだが。)、そのときは検索をかけて見つかる情報通りに作って正しく作れた。
しかし、昨日Prologのboxがないことに気づいて作り始めたところ、何度やっても失敗してしまうようになった。

そもそも、一昨日作ったapplicationと昨日作ったapplicationで、表示されるオプションが全然違う。
ビルドに成功しないから展開(deploy)もできない。
ひたすら環境構築の部分でNo wercker.yml exists!とエラーを出し、ビルドに失敗した旨のメールを自分に送り続ける時間。
一体なんなんだこれは!と家で叫んだりした。

そして今日、一昨日付のこんな記事を見つけた。なんか新しい機能の紹介らしい。
多分、これが昨日自分のアカウントでも有効になったのだろう。
で、この記事の中に、ちょっとだけ「(stepの)deployとかするのはcreate stepでやってね」と出てきた。

みんな(werckerの公開してる有志の?資料でも)「Applicationを作ってビルドしたら成功するよね。じゃあ・・・」と書いてるのに。
記事にちょっとだけ「Step作ってね。」である。
ちゃんと書け。

それに気づいてcreateで選ぶものをApplicationからStepにしたところ、問題もなくbuild、deployできた。
とりあえず、という程度ではあるが、SWI-Prolog用のboxができた形である。
気が向いたら使ってみてほしい。(まだテストもしていない)
posted by chiguri at 13:52| Comment(0) | PC