2009年01月28日

XPでexFAT

に対応するためのパッチが出たらしい(ソース)。

さて、そもそも何でexFATが出たかの話。


FAT32とかexFATとはファイルシステム。

ファイルをどういう規則でHDDに格納するか、というルール。


FAT32が出たのも今は昔・・・(といっても10年少し前)

Windows9895 OSR2において利用がはじまった。

FAT32の制限は次の通り。

・ファイルのサイズが24GBを超えてはならない。

・(WindowsNT系では)ファイルシステムのサイズが32GBまでしかフォーマットできない。

前者はまあ少し前から問題になりだしたもの。

本質的に24GBを超えるデータを扱えないので、たとえばVMwareなんかはHDDイメージを2GBごとに分割したりする。

一方、WindowsNT系列(2000orXP...Vistaも?)ではNTFSというファイルシステムがあり、こちらは(上限はあるが)ファイルのサイズもファイルシステムのサイズも余裕。

ファイルシステムのサイズは・・・2TBだったかな?ちょっとうろ覚え。(追記:FAT32は少なくとも8TBだった・・・)


さて、FAT32のファイルシステムのサイズについて、カッコ書きでWindowsNT系では、とある。

これは、「WindowsNT系以外では実際32GBを超えて作れる」ことを意味している。

おいおい、といわれそうだが、実際そうなのだから仕方がない。

しかもさらにややこしいことに、WindowsXPなんかは「32GBを超えるサイズを持つFAT32ファイルシステム」を「作れない」くせに「読めるし書ける」*1

もっとも、ツールを使えば作ることはできる*2


この二つの問題で、MicrosoftはexFATを作った、ということになる。フラッシュメモリのほうが問題のようだ。詳細はよくわからないが。

もっとも、exFATにシステムをインストールすることは考えてないみたいだが。

exFATはSDHC(SDの拡張規格)の次の企画であるSDXCに用いられる予定。

ただ、exFATは今まで、VistaのSP1のみ読み書きできたわけで・・・

XPが対応しても、今までのFAT32のように広まっていない以上、なかなか利用が難しいところだと思うけど。

まあ、「SDXCに対応するため」にexFATに対応するOSは増えるかもしれない。

やや本末転倒な気もするけど、FAT32を置き換えれるようになれば一応使い勝手はよくなるわけで、結果オーライってところかな。

*1:ただし、Windowsをインストールするパーティションとしては使えない。また面倒な・・・

*2:Google先生に聞けばフリーで見つかる。

posted by chiguri at 15:13| Comment(7) | TrackBack(0) | PC
この記事へのコメント
&gt;もっとも、exFATにシステムをインストールすることは考えてないみたいだが。<br><br>そういう仕様なんだっけ?<br>VistaがNTFSにしかインストールできないのはわかるけど,XPについては,nLite辺りを使って,「修正パッチを統合したXP SP3のインストールCD」を作ってしまえばできるとか,何か解決策はないものかねぇ.<br><br>以下,ちょいと細かい突っ込みをしてみる.<br><br>&gt;Windows98において利用できるものだった。<br><br>実は1996年のWin95 OSR2が初出だね.FAT16のファイルシステムの上限(2GB)が,問題になり始めた頃(後述のFAT32のファイルシステムのサイズの制約にあわせるなら,「”Win95でFAT16を使う際の”2GBまでの制約」などと書くべきかも.NT系では,クラスタサイズを変えることでFAT16でも4GBまでいけたはず.).<br><br>&gt;・ファイルのサイズが2GBを超えてはならない。<br><br>Win98まででFAT32を使う場合は2GBまでだけど,Win2k以降(MEを含む)では4GBまで(ファイルシステム側の改善ではなく,OS側の対応の結果だと思う).<br><br>&gt;この二つの問題で、MicrosoftはexFATを作った、ということになる。<br><br>個人的には,32GBの壁はあまり問題ではないような気がする.だって,新しいファイルシステムを考えるより,32GB以上の領域をFAT32でフォーマットできるようにした方がラクでしょ.<br><br>・「NTFSだとアクセス権が存在するからお手軽に使えなくて困る」場合がある<br>・「(お手軽な)FAT32だと4GBのファイルサイズの上限がある」のがマズい<br>・フラッシュドライブに適したファイルシステムが存在しない<br><br>という3つがあって,exFATを作り始めたのかな,くらいに思っていたり.細かい事情はわからないから,違うかもしれないけど.
Posted by Receptor.M2 at 2009年01月28日 18:28
サイズは・・・あ、本当だ。<br>OSに関してはよく覚えてなかったってのが問題だけど。<br><br>うーむ、穴だらけ・・・<br>でも、アクセス権が問題じゃないと思うよ。<br>フラッシュドライブに関してはそうだけど。<br><br>あ、Win9x系だと32GB越えて作れてたらしい。<br>(Wikipediaに載ってる)<br>ウソばっかじゃん、俺^^;
Posted by chiguri_s at 2009年01月28日 19:31
95OSR2/98でもファイルサイズは4Gまで扱えますよ<br>エクスプローラが糞なだけで<br>http://support.microsoft.com/kb/418760
Posted by 通りすがり at 2009年01月29日 11:07
通りすがりでなんですけれども<br><br>&gt; 何でexFATが出たか<br><br>アクセス権云々よりもNTFS系ではMFT領域がオーバーヘッドとなって不利なので<br>“FAT32を拡張せざるを得なかった”のではないかと…<br># NAND型のフラッシュは書き換え寿命がありますから、<br># MFTのような仕組みが不利に働くこともあるのかもしれません<br><br>&gt; exFATにシステムをインストールすることは考えてないみたいだが<br><br>システムパーテーションは小さいファイルを扱うことが多いですし<br>セキュリティ情報も格納できずジャーナリングもない以上、<br>FAT系は明らかにデメリットのほうが大きいかと…<br><br>自分の場合、オーバーヘッドが少ない→パフォーマンスではっきり有利なようなら<br>大容量データを扱うHDDをUSBで繋ぎexFATでフォーマット、みたいなことは考えてますが<br>(フォーマット後ならSATAとかでもちゃんと認識します)、<br>たいした差がないならデータ保護の観点からもNTFSを使うべきでしょうね
Posted by B at 2009年01月29日 18:25
ちなみにexFATのFATとしての構造は、<br>クラスタ番号が28bitから32bitに拡張されている以外は<br>FAT32とほぼ同じのようです。
Posted by B at 2009年01月29日 18:32
&gt; 通りすがりさん & Bさん<br>細かい点の指摘ありがとうございます。<br>以後はもう少し調べてから書くことにしますね。<br>(そこまで神経質にならなくてもいいかもしれませんがw)
Posted by chiguri_s at 2009年01月29日 20:45
exFatで管理するとファイルサイズがntfs側で8MB程度のものがexFatでは80MBとディスク上のファイルは<br>表示される。1つのファイルの容量が大きければ大きいほどその差が大きくなる。<br>これどうなんでしょうか?あと音楽を再生しながらファイルの読み書きをすると<br>止まってディスク自体の認識までなくなってしまいます(涙)
Posted by ただいまExFat使用中 at 2012年09月27日 18:52
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/73554275

この記事へのトラックバック